ニューヨーク・地下鉄L線全面閉鎖が中止・不動産物件価格に与える影響

2019/1/6 タグ: / / / /

1月3日ニューヨークタイムズにて、地下鉄L線の全面閉鎖中止が発表されました。
記事はこちらからご覧になれます。→  ニューヨークタイムズ・サイト

ハリケーンサンディの洪水で受けたトンネルの損傷の修復工事の為、今年4月から15か月間、ブルックリンとマンハッタンを結ぶL線が閉鎖される予定でした。しかし、1日25万人以上の利用者に与える影響が大き過ぎると判断され、ヨーロッパからの新技術を使ってトンネルを完全閉鎖することなく、夜間と週末に修復作業を進めることとなりました。電車の本数は減るので待ち時間は長くなります。

このニュースは既に完全閉鎖に備えて転職したり、引っ越しをした者にとってはショッキングなニュースとなりました。

ウィリアムズバーグは、お洒落スポットとして地元の人だけでなく、観光客にも大変人気があり、物件価格も他のブルックリンエリアと比較すると随分上昇していました。しかし、L線の全面閉鎖工事が発表された後は、賃貸者は契約満期の際に、近隣のエリアに移住するなど、賃貸需要が減少し物件価格が下落しています。逆にウィリアムズバーグ付近の、他の地下鉄路線の駅周辺の物件に人気が集まり価格が上昇しています。

発表されて数日ですが、ウィリアムズバーグの物件価格は瞬く間に元に戻ると予想されます。