アマゾン・第二本社拠点、NYのロングアイランドシティーに決定。不動産価格急上昇★

2019/1/4 タグ:

ニューヨーク・クィーンズで今、最も注目を浴び、急成長しているのがロングアイランドシティ。
冬場は通常不動産市場の動きは鈍くなるが、11月上旬にアマゾンが、新たに25000人を新規雇用し、第二の本社の一つをロングアイランドシティに拠点を置くと発表後、物件価格は急上昇しました。(第二の本社のもう一カ所は、バージニア州のアーリントン近郊)
このニュース発表からわずか2か月間で50ユニット以上のアパートが購入されるという勢いです。

Amazonは25億ドルを投資し、ヴァーノン大通り、44番街、46番街、イーストリバーに隣接するおよそ1300万平方フィート(約120万平方メートル)以上の敷地に複合施設を建設する予定で、400万平方フィートのオフィススペースを開設し、2029年までに25,000名のフルタイムの新規雇用を創出し、将来的にはオフィススペースを800万平方フィートに拡大する可能性を見込んでいます。


→6SFQTより参照

土地は都市所有と私有の混合で、後者はプラスチック会社Plaxallが所有しています。プロジェクトは、まだ公的および環境的な見直しと、再ゾーニングの為の再調整を受けなければなりませんが、ニューヨーク州からそのプロジェクトに対して17億ドル以上のインセンティブを受け取り、その費用は合計36億ドル以上と予想されます。 そのうち約15億ドルは、業績に基づく直接のインセンティブによるもので、従業員に支払う給与の割合に基づく税額控除が含まれています。ニューヨーク市からは、NYCの減税プログラムICAPや、適格従業員1人当たり12年間で年間3,000ドルのクレジットを提供するREAPプログラムを含む、追加で13億ドルの「権利に応じた」給付を得られる可能性があります。
すでに12エーカーの土地を所有しているPlaxallは、工業スペース用に335,000平方フィート、ほぼ5,000の住居、そして新しい公立学校を可能にする15エーカーの面積の再区画を提案しています。
市の経済開発公社は、Plaxallの所有地のすぐ北にある市が所有する土地の計画を立てるためにTF Cornerstoneを選択しました。 Plaxallの計画と同様に、TF Cornerstoneは、オフィス、小売、製造のスペースがある複合施設を提案しています。

今後ロングアイランドシティーの44th Driveはお店とレストランが並ぶ黄金の道“Golden Street”になるでしょう。

アマゾンのニュース以降、第二本社が設置されるロングアイランドシティーだけでなく、通勤に便利な近隣地区にもバイヤーの関心と売上は急上昇しています。

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