【ニューヨーク最新不動産マーケット情報】 2022年第4四半期

2023/2/7 タグ: / / /

2022年に注目すべきマンハッタンの市場指標は、マーケットへの新規供給が驚くほど減少したことです。
在庫数は前四半期より大きく減少し、パンデミック前と同じレベルに到達しましたが、2019年同時期より販売中央値は上昇しました。住宅価格の高騰により重要を冷え込ませしたが、パンデミック期間中に購入、及び住宅ローンの借り換えをした売主は低い金利を維持しています
また、市場にでてから契約までの期間は平均7.7カ月と前年同四半期より遅くなりました。

コンドミニアム:5四半期で初めて平均販売価格が下落しました。
販売件数は大幅に減少しましたが、パンデミック前と比較すると販売件数は増加しています。

コープ:7四半期中初めて販売中央値が下落しました。

中古物件:契約件数は大幅に減少しましたが、販売中央値の若干の減少となりました。

 

新開発物件:昨年同四半期と比較するとSF当たりの平均価格は若干上昇しましたが、パンデミック前と比較すると大きく下落しています。契約件数も過去11年間で一番減少しました。

2023年のマンハッタン・不動産価格変動予想

金利上昇により買主の買い控えが継続するが、様子見をしている売主も多く存在するので、販売価格が大きく下落する可能性は低い。