2019年第2四半期のニューヨーク不動産マーケットリポートが発表されました。
間取り別・ニューヨーク不動産市場に占める割合と販売中央値では、このような結果となりました。
10ミリオンドル以上の高級物件は、平均販売価格の急激な値下がりが目立ちますが、販売件数は増加。
新開発物件においては、過去2年間で一番販売件数が増加しました。
コンドミニアムは中古物件価格が値上がり、高級物件、新開発物件共に平均価格は下落しましたが、販売件数は増加しました。
コーポ&コンドミニアムを合わせたマーケット全体で昨年同時期と比較すると、販売中央値が10.5%、販売件数が12.5%増加しています。しかし、まだ完全に弱気のマーケットからは脱出したとは言えません。何故ならば、Inventory(現在の不動産売り物件)が増加傾向である事と、新しいマンション税・譲渡税が施行される前の駆け込み購入の可能性があるからです。