ニューヨーク不動産業界・先週月曜日から営業開始

2020/7/5 タグ: / / / / /

ニューヨークシティが先週フェーズ2に入り、市内の何千もの不動産業者が復活し、3ヶ月ぶりにお客様の案内を開始いたしました。

ニューヨーク不動産委員会(REBNY)は、従業員やお客様の安全を確保するために、独自のガイドラインをメンバーに発行しました。

○ 内覧前にコロナウイルス責任フォームへの署名と、健康診断アンケートをお客様にご記入いただきます。

○ 内覧は空室物件のみに限定する。

又、予告なしに立ち寄ることができるオープンハウスはなくなり、内覧にはアポイントが必要で、ブローカーは各訪問者の前後に掃除し、入室前にクライアントに手の消毒と表面に触れないように依頼します。

多くの建物には独自のコロナウィルスに関するルールがあるため、内覧をする場合、ブローカーはオーナーとお客様だけではなく、建物の管理者から許可をもらう必要があります。

不動産業界はロックダウン期間中、唯一の内覧方法として、3Dやバーチャルツアーを行ってきました。
最初にバーチャルで内覧を済ませ、気に入った物件のみ実際の内覧を行うというのは、忙しいニューヨーカーにとって、時間の短縮が出来ると好評です。

ブローカーにとってもパンデミック後の内覧アポイントや書類の準備で、以前より時間を要するようになりましたが、お客様が予めバーチャルツアーで物件を絞りこんでいるので、結果的には時間の短縮につながります。今後、益々バーチャルでの内覧が主流になっていくでしょう。