「Omakase」日本食ファン、特にお寿司が好きなアメリカ人がよく口にするようになってきたこの言葉。
この「おまかせ」メニューのみで勝負する本格的寿司レストンランが「Sushi Nakazawa」
お洒落で落ち着いた雰囲気で人気のグリニッジ・ビレッジにあるこのレストランは、仰々しい看板や飾りはなく、黒を基調にしたモダンで洗練されたインテリアで統一されています。
本格的なお寿司が早く食べたい!とワクワクしながらレストランに到着。ところが、ワクチン接種証明書を忘れてしまい、慌てて取りに帰りました。
お財布、携帯に加えワクチン接種証明書が出かける際の必須アイテムになったことを実感しました。
さて、そんなドタバタもありつつ、無事に席に着きました。
テーブルは90分という時間制限がありますが、バーの前にセットアップしていただき、時間制限なしで食事させていただきました。
まず純米酒「雪の茅舎」で乾杯。
シェフの中澤氏は日本酒にもこだわっていて、びっくりするほどの品揃えです。特に希望のお酒がない方は、オススメを聞いてみてください。
上品にセッティングされたテーブル。サーモンからスタートです。
アメリカではサーモンのお寿司が大人気。サーモン2品からのスタートはとても嬉しいです。
こちらではおまかせのセットメニューだけなので、予約の日には今日のお品書きが届きます。
続いて、ホタテ、アオリイカ、エビ、ズワイガニ
四角い形がお洒落なカニ、添えられているカニ味噌が美味しさを倍増させています。
ヒラメ、真鯛、サワラ
運ばれてくるお寿司の美味しさに気を取られていましたが、どの器もとてもお洒落。上品な店内のインテリアともよく合っています。
カンパチ、シマアジ、マグロ
目の前で寿司職人の手捌きが楽しめるカウンター席はカーテンで仕切られています。カウンター席では、目の前で握られた寿司が一品ずつ出されます。
おまかせメニュー
カウンター:150ドル
テーブル:120ドル
人気のカウンター席はすぐに予約が埋まってしまいます。予約の受付は2週間先までとなっています。特定の日に予約希望の場合、その日にちの14日前、正午に予約が開始されますので、正午になったらすぐに予約することをお勧めします。
続いてはマグロのオンパレードです。赤身、漬けマグロ、中トロ、大トロ
至福のとき。。。
こちらはA5和牛。口の中でとろけます。
ウニとイクラの軍艦巻き。
食材選びにこだわっているこのレストラン、とても綺麗な色のウニ。イクラも一つ一つ綺麗な粒が揃っていました。
最後に穴子と卵焼き。江戸前寿司の代名詞でもあるカステラ卵焼きで締めです。
デザートの前に日本茶でお口直し。
お洒落なグラスは、品質の良いものだけを扱っているキッチンウェアの老舗店KORIN(光琳)で購入したものだそうです。
デザートは和風クレームブリュレ。目の前で最後の仕上げ。
甘すぎず、軽い口あたり。期待通りとても美味しいデザートでした。
銀座の老舗寿司店「すきやばし次郎」で修行を積み、アメリカで一番の寿司職人になることを目標に掲げているオーナーシェフの中澤氏。2015年には「New York Times」誌の四つ星レストランに選ばれました。
誕生日や記念日などの特別な日にぜひお勧めしたいレストランです。
寿司 中澤 Sushi Nakazawa
住所:23 COMMERCE ST, NEW YORK, NY 10014 MAP
電話:(212) 924-2212
営業時間:ランチ(カウンターのみ)
月〜日11:45AM〜2PM
ディナー
月〜日5PM〜10PM