ニューヨーク・2020年最新治安情報・マップ
1970年~80年代はニューヨークと聞けば危険なイメージが強かったと思います。
事実当時は、アメリカでも屈指の危険な都市であり、女性は夜一人で歩くことはできなかったそうですが、
現在はジュリア―二元市長が凶悪犯罪の撲滅と市の治安改善に大きく
成果をあげてくれたお陰で随分と治安が良くなりました。
初めてお越しの方や、これからお住いの方は土地感覚がないので不安になられる方も多いかと思います。
下記治安マップでおおよその感覚はつかめるかと思いますので、お越しの前に下記サイトをご確認下さい。
こちらからご覧になれます。最新版ニューヨーク犯罪マップ
マップは警察管区で分けられており、統計は2020年1月~10月のものです。
全体の犯罪結果は、昨年同様29丁目~45丁目レキシントン・アベニューから9アベニューが
最も犯罪が多いエリアとなりました。
ビジネス、観光、ショッピング、レストラン等が密集しているエリアです。
今年はコロナの影響で4月から観光客がいませんが、タイムズスクエア界隈での、
ひったくりやスリで犯罪率が高いのは例年と変わりません。
MAPの見方ですが、各警察管区の住人1,000人当たりの犯罪率で、白色が一番少なく、
色が濃くなりに従い犯罪率が高くなっています。
犯罪別・ひったくり
人口密度の高いマンハッタンの中心エリアが最も多く、ハーレムから北へブロンクスにかけて、
そしてブルックリンの東側、クィーンズのジャマイカ近辺で多発しています。
犯罪別・泥棒
マンハッタンの中心エリア
及びクィーンズ・ブルックリンのマンハッタン寄りのエリアで多発しています。
犯罪別・殺人
最も多かったエリアはブルックリンのブロンクスヴィーユ付近で今年に入ってから21件の殺人事件、
他、ブルックリンの東側、
そしてマンハッタン・ハーレムから北へブロンクスのエリアも殺人事件が発生しています。
ニューヨーク日常生活で気を付けていること
NY在住通算10年になりますが、個人的には一度も怖い目や、犯罪にあったことはありません。
地元の人も危険と言うブロンクスやブルックリンの一部のエリアには行きませんが、
夜の地下鉄も頻繁に利用しているし、夜道も平気で一人で歩いています。
気を付けるとしたら、混んでいる電車内や観光スポットではスリがいるので注意し、
ホームレスや知らない人に声を掛けられても完全に無視することです。
声を掛けらたら、うろたえず立ち止まらず、キッと前だけを見てスタスタと歩くと、普通は追いかけてきません。
他、日本と違って、忘れ物はほぼ戻ってこないので、電車、タクシー、レストラン、劇場、
毎回出る際はお荷物を確認下さい。
滞在ホテルでの注意点
ホテルでは貴重品は必ずセイフティーボックスかスーツケースに入れて鍵をかけて下さい。
貴重品をベットや机の上に置き去りにして、被害にあわれたお客様が何人かいましたが、
室内で証拠がないので泣き寝入りになってしまいました。
自己責任となりますので、十分にご注意下さい。
万が一の場合に備えて、ご旅行・留学・駐在ご予定の方は、海外旅行保険に加入されることをお勧めいたします。
ニューヨークの不動産の購入・売却・管理、もしくは賃貸に関してご質問などある場合は問い合わせフォームよりお気軽にお問合せ下さい。随時無料カウンセリング行っております。
ニューヨーク市の売買価格推移・空室率などの基礎情報はもちろん、新型コロナウィルスの影響やケーススタディ、そしてご購入する際の必要書類や手続きの流れを網羅した資料を作成しました。ダウンロード無料です。