2019年度末時点でのNYマンハッタン・オフィス家賃相場は、スクエアフット(SF)あたり$75.72となり第3四半期より$1.07上昇。マンハッタン全体のオフィス空室率は10.5%から11.7%に上昇しました。
エリアごとの家賃でみると、プラザ・ディストリクトが最も高く$95.61でした。2位のタイムススクエアは、$82.46ですが、空室率がマンハッタンで最も低い7.7%です。
※1スクエアフットは、およそ929平方センチメートルです。
ニューヨーク・オフィス賃貸の計算方法
例:700SF $70/SF と表示されている場合
広さ700SFとありますが、Loss Factor(廊下やエレベーター等の共有部分・およそ30%)も含まれて表示されているので、実際の広さはLoss Factor30%を引き、およそ490SFになります。ただし、家賃の計算方法はLoss Factorを含む700SFをベースにSFあたりの金額を掛け、そして12か月で割ると一月あたりの賃料がでてきます。
→700SF×$70/SF÷12か月=$4,083(月)
家賃以外に、保険、光熱費、不動産税、ゴミ代、スプリンクラー代、ドアマン代等追加発生いたしますので、ご確認下さい。
オフィスの仲介手数料
通常オフィスの仲介手数料はオーナーさん払いですので、テナントさんはお支払いになる必要はございません。
高騰するマンハッタン・オフィス賃料のコストダウン方法
① 賃料の安いエリアを選択し、クラスBのオフィスビルでロビー、エレベーター等が改装されアップグレードされた建物を選べば、賃料の割にグレードの高い物件となる。(ニューヨークのオフィスビルはクラスA(最も良い)、クラスB(中間)、クラスC(リーゾナブル)の3クラスに分類されています。)
【重要】マンハッタン・オフィス分類&家賃相場・クラスA~クラスCについて
② スペースの効率化:スペースを最大限利用・従業員一人当たりのスペースを考慮して再デザインする。
③ フレックスタイム、在宅勤務の導入により、同じスペースを時間割で数人で共同利用して賃貸スペースを縮小。パートタイムのスタッフ、もしくは会議等必要な時のみ、1時間単位や1日単位でレンタルオフィスを利用。
ニューヨークでオフィスをお探しの方、お気軽にお問合せ下さい。