【ニューヨーク封鎖・ロックダウン】5日目突入

2020/3/27 タグ: / / /

本日、アメリカ国内の新型コロナウィルスの感染者数は7万人弱、死者は1,000人を超えました。人口1,950万人のニューヨーク州では、1日で6,400人増加し感染者数3万7258人(死者:385人)、内人口860万人のニューヨーク市では感染者数2万1,393人(死者:281人)と州内でも最多の感染者数となっています。

ロックダウンといえども、スーパー近くには、これだけの歩行者がいました。

ニューヨーク・ロックダウンまでの経緯

ニューヨークでは3月16日から学校が休校となり、全てのレストラン・カフェの営業がデリバリーとテイクアウトのみになり、在宅勤務に切り替える企業が増えたのを機に、私も外出を極力控える事にしました。

20日にトランプ大統領が大規模災害宣言が発せられる頃には、ブロードウェイミュージカルや大型イベントの中止発表、美術館、映画館、図書館、ジム、美容院が続々と閉店。

そして22日午後8時から、とうとうニューヨークもロックダウンとなりました。ロックダウンとは行政からの外出制限ですが、通院や生活必需品購入等必要な外出は認められています。また、この日からほとんどの企業で在宅勤務が義務付けとなりました。

ロックダウン期間中も営業している店舗・職種

生活必需品となるスーパー、飲食業(デリバリー&お持ち帰りのみ)酒屋、薬局、病院、郵便局、金物屋、クリーニング店、コインランドリー、電気屋さん、一部の電話会社等。

営業はしていますが、時間が短縮されていたり、入場人数制限があります。店舗によっては、オンラインでオーダーをして、店舗(の前の路上)で受け取るシステムになっています。スーパーの中には、感染すると重症化しやすいお年寄りの方の為に、ご年配向けお買い物時間を設定しています。銀行のATMは問題なく利用できます。

レストランは営業中でも、店内で座れないように椅子を上げてしまっています。

食料品・日用品在庫状態

流石にロックダウンの前日は、スーパーの棚からトイレットペーパー、ペーパータオル、パスタ、缶詰め、卵がなくなっていましたが、数日後には普段の品数と変わらない状態になっていました。また、安いスーパーには人が駆け込みますが、グルメストア等少し高いスーパーに行けば、品切れになっている商品はあまりなかったです。商品がなくなのではないかと、パニック買いする必要はありません。

昨日のスーパー:お肉もお魚も豊富にあります。

お野菜も果物もいつもと変わらない品揃え。

お店は混まないよう入場制限があるので、6フィート(およそ1.8メートル)のSocial Distance一定距離を保って外で待たされます。10分も待ちませんでした。

あと一息!

お会計でならぶ時もソシアルディスタンスを守ります。人数制限しているので、店内は買い物客が少なく、一定距離を保ちながらゆっくりと買い物ができます。

マスク・アルコール消毒剤・使い捨て手袋の在庫状態

これらは全て店舗では売り切れになっていますが、アマゾンで購入できます。値段が通常価格より10%を超えると削除されるので、例えばマスク100枚30ドルとお手頃です。ただし、納期が1週間~1か月後となっています。ニューヨークではマスクを着用している人は20~30%程です。使い捨て手袋を着用している人の方が多いと思います。

配達

食料品配達、オンライン・ショッピングを利用する人が多く、通りには配達人の姿が多くみられます。Amazonは、倉庫と配達人を新たに10万人雇用と、$15→$17へ賃上げの計画を発表しました。

交通機関

地下鉄、バス、タクシー利用できますが、避けている人が多いです。自転車利用者が増えています。

Net Flix ネットフリックス

利用者が急増したので、画質を落として放送しているそうです。

刑務所

衛生問題のある刑務所では感染が拡大しており、今週ニューヨーク市の刑務所で職員と受刑者合わせて46人の感染者がでました。感染すると重症化しやすい70歳以上の高齢者、もしくは持病のある者で残りの刑期が1年未満の受刑者300人の開放が発表されました。

警察官

既に300人強のニューヨーク警察官が感染しました。本日、更に3,200人の警察官が体調不良で休暇を申請しています。

ホームレス・シェルター

ニューヨーク市にはおよそ7万人のホームレスが存在し、内5万8000人がシェルターで寝食を共にしています。市内に450か所ホームレスシェルターがありますが、内22か所で合計30人の感染者が明らかになりました。早急な対策を必要としています。

病床数確保

今後2週間でピークを迎えると予想されており、州内で必要とされるベット数11万床に対し、5万床しか確保できていません。ホテル、イベント会場、学生寮と協力してそれらを医療施設に転用し、又、米軍に病院船派遣を依頼中です。人工呼吸器不足が深刻で3万台必要と予想される中、7,000台しか用意できておりません。今朝のニュースでもクオモ知事が、”人工呼吸器、人工呼吸器”と早急に手配する重要性を訴えていました。

アメリカ史上最大規模の景気刺激策

総額2兆ドル(およそ220兆円)の景気刺激策が可決されました。航空会社、レストラン、ホテル支援、中小企業向けの補助金に充てられ、そして、国民大人一人当たり1200ドル(およそ13万円)、子供には500ドル(およそ5.5万円)が現金支給されます。ただし年収7万5000ドル(およそ820万円)を超える場合は、収入によって減額されます。

精神面のケア

今までの当たり前の生活が出来ないストレス、先の見えない不安、感染に対する恐怖、数えきれないくらいの不安材料があります。特に一人暮らしの方は、コミュニケーションをできるだけ取った方が良いかと思います。

こんな時こそ、免疫力アップしながら明るく元気に乗り越える心構えが必要です。我が家では、家をピカピカに掃除して心地良くし、規則正しい生活とバランスの良い食事に気を使っています。運動不足にならないよう毎日You tubeを見ながらエクササイズもしています。週末はフェイスタイムで友人と食事したりワインを飲みながら一緒に笑ったり、ゆっくり時間をかけて新しいレシピに挑戦したりしています。

一日も早く収束して欲しいと願いつつ、家の中でも十分楽しい毎日を過ごせるように工夫しています。

今日はお天気が良いので公園には人が集まっていますが、いつもより人との間に距離があります。

ピアノの生演奏で公園を訪れた人々を笑顔にしてくれていたお兄さん。

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